毎夜、日付が変わる頃羽田を離陸し、パリに向かうエールフランスの夜行便がある。
この便は元々成田時代からある夜行便で、当時の成田は滑走路の門限が23時だったから、日によってはギリギリまで地上で待機し、23時直前に離陸するのであった。
何故待つかというと、風の状態によってはあまり早く離陸しても、パリ着が朝早すぎてしまうから。なので、遠回りをして14時間近くかけていたらしい。
よく夜撮で、この便が飛ぶまで粘ってたな。
羽田に移った今は24時間離陸OKなので定刻通りの運航をしている。
離陸後、東京湾から相模湾を経て茅ケ崎あたりから北上し、我が家の上を通過する。
その音が聞こえてきて、フライトレーダーで確認するとともに、晴れていれば目視できる。
あれがパリへ向かっているのか…と、ちょっとした感慨にふけることができる。
そしてそのまま寝るのが日々のルーティンとなっている。
※これは成田発の昼行便
ちなみに「東京ーパリ」で真っ先に思い出したのは、ミスチルのあの曲。
多分知らない人も多いだろう、シングルのカップリングだから。
久々に聞いたら、何とも堪らない感じになった。当時中学生だったから歌詞の意味も理解しきれてなくて、それでも大人の世界を垣間見た気がして満足感に浸ってた、まさに中2だったな。
