夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

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10年前のドライブを回想

旅行系Youtuberの動画を見てたら、ロサンゼルスからラスベガスまで運転していくというのがあった。

日本人でラスベガスまで旅行する人は、基本的にはロサンゼルスやサンフランシスコで乗り継いで飛行機で行くのが普通だが、何を隠そう私も、過去4回のラスベガス旅行のうち、2回はロサンゼルスからレンタカーを運転していったのであった。

1回目は10年前の2012年、ラスベガス旅行としては3回目で、当時はあったマレーシア航空のロサンゼルス便が安くて、でも乗り継ぎでラスベガスまでの航空券はなかったから、車で行くか!ということで決めた。
マレーシア航空は他の便よりもロサンゼルス着が遅く、14時着とかであった。そこからイミグレーションと税関の後、車を借りて出発が15時半近く。
この時間になると、通勤(帰宅)ラッシュの渋滞が始まっていた。ロサンゼルスの渋滞は相当なもので、片側4車線とかでも全然足りなく、いつまで経ってもラスベガスまで続いているフリーウェイ「I-15」に近づかない。渋滞がなければだいたい1時間ちょいでつく、I-15に乗って割とすぐのところで峠越えがあるのだが、記憶と記録を辿ると、その手前に来たのが余裕で日没後の、LAX(ロサンゼルス空港)出発から2時間以上経った頃のようだ。


ここでようやく道路標識に「↑LAS VEGAS」が見えて、その距離に「210」とか書いてある。日本での感覚だと、「何だ、200キロちょいなら飛ばして2時間だな」みたいになるが、アメリカはマイルなので・・・この1.6倍、300キロ以上なのであった。。

日本からのフライトは夜行便で10時間、それをエコノミーで寝たような寝てないような感じで過ごし、そこから大渋滞と長距離運転(一人旅なので当然交代要員無し)、というのは、いくら若かったといえ相当なキツさだった。
途中、だいたい中間地点のところで休憩。ガソリンスタンドに寄ってドリンクを仕入れたら、何故か復活した。

↑これは帰りに買ったやつ。当時アメリカで缶コーヒーは珍しかったような。

峠を越えればあとはひたすら暗闇を飛ばす感じだったが、ほとんど記憶がない。
居眠りはしなかったはずだが、カリフォルニアとネバダの州境でテンションが上がった以外は覚えていない。所要、5時間でようやくラスベガスに着いたのであった。
(もちろん帰りも運転だが、現地の祝日だったので渋滞なし)

その2年後もロサンゼルスから運転していったわけだが、その時は教訓を活かし、中間地点より前で1日目の宿泊とし、翌朝ラスベガスまで運転再開、昼前に到着。
やはりその方が断然楽だった。

じゃあもし今行くとしたら、どうするか?
やっぱ飛行機で行くかな。でも車で行くあの感覚が、実は忘れられなかったりする。運転中はけっこう後悔しっぱなしなのだが、妙な感動というか達成感が、そこにはあった。。はず。

※ちなみにロサンゼルスでは追い越し車線の更に奥に、2名以上乗ってると走れる優先レーンがある。一人1台の車社会における渋滞緩和策なのだが、これだと渋滞横目にスイスイいける。一人乗車でそこ走ると捕まってとんでもない?事になるので、皆しっかりルールを守っている。銃持ってる人はたくさんいるけど、意外と交通マナーがいいのがアメリカ。