稲敷での撮影は無線はアプローチ(混んでる時はレーダー)を聞いているが、それは撮る時点ではまだタワーに移っていないし、旋回のタイミングが肝だからだ。
一般的に空港周辺で撮るときはタワーさえ聞いていればじゅうぶんだから、少し妙な感じはある。
ILSに乗る前の旋回指示はだいぶ細かい。指示した旋回が終わらないうちに次の指示が飛んだりするので、その交信に「ああもう少し遅く・・」とか「いま!」とかああだこうだ思って撮っている。
と、そんな話を書くつもりもなかったのだが、このアエロメヒコは標高が高く暑いメキシコシティを真夜中に発ち、成田に早朝着く。
朝6時のオープンに着陸するのはけっこうな確率でこの便だったりする。
滑走路に着陸するのが6時ジャストということは、その3~4分くらい前に稲敷上空を通過、なので5時台に撮影開始ということになる。これからの季節、いくら南風が吹こうが日が昇りきらないので、秋の真ん中くらいまでの話かな。
田んぼから聞こえる虫の鳴き声と、少しだけ感じる涼しさの中、長旅を終えてファイナルターンに入る機体を撮るのが、心地よかったり。