冬の気まぐれに振り回された話
なーんでか知らないけど、2週間以上前から「予感」がしていた。
南風が吹く予感だ。
いやそれは予感というよりは、一種の賭けだったのかもしれない。
この時期は冬にしては羽田でも午後に南風が吹く日があり、あの最高のポイントで撮影ができるかも?という感じで時間を作った。
当日。
なんと朝から南風。ほら来た(してやったり)
午前は仕事なので風向きは何でもいいのだが、気になるのは午後の予報。
Yahooの予報では14時から北風・・。だがWindFinderでは15時は南風で18時は北風。
こういうの一番困るんだよね。でも予報が何だったとしても行くしかないんで、正午過ぎに電車で向かう。
ところがスマホアプリでATISを聞いたらまさかの34。FlightRadarで見ると少し22へのアプローチが残ってるので、ランチェン直後だということか…。
何だもう変わっちゃったのかと、別に急ぐ理由もなくなり、途中で降りて昼飯。
その後は第2で撮ればいいかということで、第2のデッキに上がると…。
なんだか地上の機体の動いている方向がおかしい。離陸機っぽいのが北端に向かっている。
あれ?と思い今度はレシーバーでATIS聞いたら「Landing Runway 22 & 23」え?
いや、実は風向は昼からずっと180度とかだったんですよ。でも羽田って昔と違って、多少の追い風でも先を見越して北風運用を優先したりするので、しょうがないかと思っていた。
なかなか変わりきらない風向に、再度南風運用に戻した形だ。
だがそのうち北風になるのはわかっている、なので時間勝負。
あのポイントは第3ターミナルから向かうことになるが、循環バスだと遅いので再度京急で行こう。電車賃ちょっともったいないけど時は金なり。
いや待て!トイレに行きたい・・・(でかい方)。
ちょっと時間ロスして、何とか京急に乗り一駅。第1・第2駅からの電車なのでだれも第3で降りやしない(当たり前だろ)
第3から歩くとこれまた時間かかるのでバイクシェアだ!こういう時のために会員になっているのですよ。羽田エアポートガーデンを通り抜けて向かうが、広すぎて若干迷う。
その後は快適な電動自転車であっという間に南端のポイント着、撮影開始!
でも南風とはいえ真冬、風が寒すぎる。しかも太陽をピンポイントで覆う雲があったりして苦戦。
というわけで順風満帆ではなかったのだが希望通りの写真は撮れた。

これは気持ちよすぎる。ひねりとはまた違った、撮影の興奮がここにある。
と、長くなったがちょっとだけ大変だったお話。
ちなみに日没前には北風に変わりました。でもまあ満足。