6時起床。
今日は寄り道もしないので、余裕な感じで起きる。
ラスベガスで迎える朝としては3度目であるが、1階に下りていくと真っ先にカジノがあり、いまだプレイ中の客も多く、その光景にはすっかり慣れた。
本日の朝食は、ラクソー内のフードコートのマック。
どこのホテルもフードコートがあり、だいたいマックは入っている。手軽に朝食を摂るには便利。
これはチキンビスケット、だったかな。
まるでケンタッキーのメニューみたいな感じだが。
ただ、ソーセージエッグマフィンのほうが味的には無難かも。
例によってコーヒーがでかいので、途中運転しながら飲んでいくことにする。
車のエンジンをかけ、今日もモータースピードウェイまで一直線。
37番からフリーウェイに乗って、54番まで。7時半には着いた。
今日はポケットにタバコを入れてないから、セキュリティチェックも無事通過。
バス待ちの列に並ぶが、昨日よりも人が少なかった。ていうより、自分が早かったのか。
すると、前にいたおじさんから話しかけられた。「昨日も来たのかい?」
なので、「もちろん。僕は日本からエアショーを見に来たんです。」と答える。
その会話をきっかけに、おじさんとずっと喋ることになった。
おじさんは、ウィリーさんという名前で、ラスベガス在住との事。後でメール交換して知ったのだが、私より半世紀近く年上なのだそうだ。
昨日撮った写真を見せて、けっこう褒められた。
プロペラ機の写真なんか、「シャッタースピードは?ちゃんとプロペラがブレててGOODだね!」
ほらね、同じ趣味を持つ人間の会話なんて、国境を簡単に越えるのだ。
ウィリーさんは、私の持っていたレンズに興味を示した。
シグマの150-500mmだが、「それってどうなの?」と。
やっぱりカメラやる人は、この手のレンズは気になるんだな。
でも、私は「キヤノンの100-400mmのほうがいいよ。高いけど」と薦めておいた。
ウィリーさんは70-200mmにテレコンをつけてるようだった。
そんな会話をしていたら、バスがあっという間に来た。
時刻は8時。「昨日はあんなに待ったのに・・・今日はラッキーだね」なんて話しながら。
そして、メールアドレス交換も。「e-メールなら、世界中どこでも簡単にコンタクトできるからね」と、当たり前のことを言われたのだが、それが何だかカッコよく思えた。
基地に着くと、「サンダーバーズの頃にはショーセンターにいるから、後で会いましょう」と言って別れた。
(実は、広すぎて結局会えなかったんだけど、後日メールでごめんなさいした)
やはり、異国の地で英語で会話するのは楽しい。
もちろん言葉がうまく見つからないこともあるけど、そんなことはあまり関係ない。
向こうの人はかなりフレンドリーだから、外国人だろうがなんだろうが、色々話しかけてくる。
それに対して「英語苦手だから・・・」って拒絶するんだとしたら、それは海外旅行の最大の醍醐味を失ってるかもしれない。
朝から素晴らしい出来事があったところで、エアショー2日目が始まった。