先日岐阜の航空祭(裏会場)に行って思ったのが、「L長玉、増えたな~」ということ。
サンニッパは特に戦闘機撮影においては不利なので、個人的には長玉という気がしないが、人によっては長玉と言うかもしれない。
要するに、白い大砲が至るところで見られたということだ。
W杯決勝ピッチ脇よりも、L長玉が集結していたわけだ(笑)
私が今のメインレンズであるゴーヨンを使い始めたのが5年前。
その頃は、確かに使っている人もいたけど、まだ基地祭ではどちらかというと浮いてたほうだったと思う。
長玉ユーザーは大体自身のHPとかを持ってて、名の知れた人だったりした。
カメラマンの大半は100-400mmやシグマの500mmズームの人だったように記憶している。
が、400mmじゃ物足りない!とかシグマの500mmより綺麗に撮りたい!ということで、あの手この手で金を工面してL長玉のオーナーとなったのだろう。
「別に高い純正じゃなくても写真は撮れる!」などと言ってみたところで、いざLレンズを使ってしまうと、もう戻れない。
ウデでカバーとかそういう精神論を完全に超越する世界が、そこにはあるのだ。
じゃあウデは必要ないのか?というと、そんなわけもなく、むしろウデを磨かないとどの機材で撮っても同じ、となる。
ボヤっとしてるとこんなの撮っちゃうぞ・・・。
でも責める人もいないから、気楽にウデを磨けばいいか。
AFは大変便利で賢いけど、ある意味「バカ」なので、人間側もファインダー内監視をサボっていられない。
ちょうどこの時、「オートだと追いつかないでしょ?」と聞かれたが、もうそんな議論、20年前に終わってたと思うが・・・。
高級Lレンズの値段の1/3は、高速なAF代だと思ってますので。