夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

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「セヴン」から膨らむ話

シアトル滞在時の小ネタ。
 
エバレット・チュラリップに行って、ホテルに帰ってきて、部屋のカードキーを挿し込むと、反応が無い。スペアの方を挿してもだめ。
何だ?チェックアウト扱いされちゃったのかな・・・?と思って、フロントへ。
 
「このキーで部屋が開かない」と言うと、何号室?と聞かれた。
そりゃ当然として、417号室だったので、つい何の気なしに、「フォー・ワン・セブン」と答えた。
 
すると、「Four・One・・・・what?」と。
そうだった、「セブン」だと「B」だから、ダメなんだ。セブンの「ブ」は、「V」だ。
なので、下唇を噛んで「セヴン」と言ったつもりだが、またしても分かってくれない。
はいはい、分かりましたよ。どうせ発音悪いっすよ・・・と思いながらも、今度は「セヴェン」に近いように言うと、通じた。
そして、キーに部屋番号を付け直してもらい、無事に部屋に戻れたわけだ。
何で登録解除されたのかは不明だが、手馴れた手つきだったから、日常茶飯事なのだろう。
 
それよりも、本当に「セブン」を向こうは聞き取れなかったのか?というのは気になる。
確かに英語では「B」と「V」はまったく別の発音のようだが、あいにく私は、気をつけてこそいるが、そこまで自然に使い分けられない。
その状態である程度会話したりもしてるわけだから、ほとんどの場合は、聞き手は流れの中で判断していると言うことになる。今回は、ただの数字ゆえ、前後の文脈から判断しづらかった・・・のかもしれない。
 
 
でも意図が伝われば文法や発音なんて2の次でいいと思っている。
大体うまく発音しようとリキんでもどうせ噛むし、文法だって最低限、主語・述語が言えれば何とかなるものだ。聞き返されたら言い返せば済む事でもある。
 
日本で外国人が「新宿まではいくらですか?」と聞くのを、「シンジュク・オシエテ・オカネ」みたいに言ってきたところで、こっちも分かるから問題ないのと一緒。
 
もちろんちゃんと話せるに越したことは無いのだけど、遠征旅行程度であれば、実はそのくらいのレベルでもいいんじゃないか。
ツアーガイドがいなきゃ街も自分で歩けない、食事も注文できない、何にもできない・・・よりかはマシでしょ。
ただ、「B」と「V」や、「L」と「R」の例もあるから、その辺りは可能な限り言ってみる、ということで。