背の高いほうが、航空管制官がいるいわゆる管制塔。
もうひとつは、成田空港会社が運営している管制塔。
空港会社は何を管制するのかというと、駐機場を走行する飛行機をコントロールしているのだ。
普通の空港なら駐機場も含めて管制官の仕事だが、成田の場合複雑すぎるということもあり、管制権は空港会社にある。
これが「ランプコントロール」っていうセクションになる。
日本では今のところ成田ぐらいだが、羽田がそのうち拡張したら、ランプが新設されるという話もある。
ちなみに海外ではランプコントロールはざらで、シカゴとかの大空港になると、ターミナルビルも4つとか5つあり、航空会社による所有となっているため、ランプを管制するのは航空会社の社員、というケースが多いようだ。
成田のランプコントロールの管制塔は、開講当初～10年ちょい使われた管制塔。
後に背の高いほうに移転したので、当時の空港公団に委譲されたみたい。
※「空港会社」と「航空会社」はもちろん違いますよ(笑)
