スキー場に行くとよく見る光景。
あまりに激しいカービングターンを効かせた結果、ブーツが耐え切れなくなって破壊。
・・・ではない。
推測だけど、9割以上はこれが真実だろう。
スキーブーツの寿命は意外と短く、5年程度と言われる。
レストハウスにも、3~4年経ったら買い換えた方がいいというポスターも貼ってある。
この状態に陥る人はどんな人か分析してみる。
まず、その人はスキーはそれなりにできるはず。何故なら、道具を持ってるから。初心者でブーツを買おうという人もあまりいない。
そして、最近はスキーはご無沙汰だった人。というのも、スキーに熱心なら何が何でも滑りに行くはず。マテリアルのケアはするはずだし、当然経年劣化の件も知識として持っているだろう。それにブーツを買い換えるぐらい惜しまない。
結論としては、「昔スキーをやっていたが最近は行けてない、でも子供も大きくなってきたし、連れて行ってみようというお父さん・お母さん」あたりに多いのではないか。
スキー場に着いて着替えてさあ滑ろう!でブーツがバラバラになるならまだいい。
レンタルすればいいだけの話だから。
問題は、リフトを降りて最初のターンで!っていうシチュエーション。
最悪の場合、骨折する。
リフト上でいきなり足からブーツと板が落ちるのも、想像しただけで悲惨だね。
スキーは最高に気持ち良いスポーツだけど、怪我と隣り合わせであると同時に、道具のスポーツでもあるわけだから、その辺はしっかりした上で臨みたいものです。