新下関駅ホームから、在来線方向を覗くと、目に入ってくる光景。
まぎれもない、0系である。
この4両編成の0系、今年で営業運転を終える3編成とは全くの別物で、すでに何年も前に退役、車籍すら抜かれている。
詳細は他のサイトにたくさん書かれているので省くが、とにかくボロボロなのである。
風雨に晒され、更に海も近いことから、近寄って見たら、それはもう大変なことになっているだろう。
でも一応、動くらしい。
乗員訓練用として、大切な役割を与えられている。
本線に出ることはなく、留置線をゴロゴロと往復するらしいのだが、もちろん今回は動いているところは見られなかった。
輝かしく今年引退する0系ではあるが、その影で、ずっと青白塗装を守り続けていた編成も、ここにいるのだ。
※ガラス越しなのでひどい画質ではあるが、大切な記録としては十分に価値はある。