夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

Yahoo!ブログから移って来ました。

2010/11/13(土) ネリスエアショーに向かう

起床は・・・寝坊して5時。本当はもう少し早起きのはずだった。
でもさっさと支度をし、カジノを通って駐車場へ。今朝はプレイしませんよ。
エアショーに直行するならもっと遅く出てもいいけど、寄るところがあって。
 
ニューフォーコーナーから東進。フリーウェイの入り口から遠ざかる。しばらく行って、左折。ストリップと並行する道路である。
そのまま北進をしていると、明け方のアメリカという感じがすることに気づく。やはりストリップが特殊なんだね。こっちはずいぶんとローカル感満点。
ファストフードチェーンもけっこうあったりするが、何と「yoshinoya」を発見。
もちろん、あの牛丼の吉野家である。ただし店構えはタコベル等と同じような、アメリカのファストフードっぽい形。
それに、24時間営業ではないらしく、明け方なので閉まっている。またしても写真を撮らなかったのが残念。
 
ストリップとダウンタウンの間くらいの地点で、今度は西へ。
そして着いたのが、「ラスベガス・ヒルトン」。言うまでもない、日本でもおなじみのヒルトン。
ここのホテルもカジノはある。でもここに来た本当の目的は・・・?
イメージ 1
 
このトイレ(笑)。
このセンスが素晴らしい。
こんな写真を撮るだけのために早起きして、わざわざ来てしまった。
でも日中や夜の混む時間は人が多くて撮りづらいから、早朝しかないのだ(笑)
 
数枚撮って、人もいないからちょっと撮り直そうかな、と思ったそのとき・・・!
何となく人の気配を察し、本能的にコンデジをポケットに放り込む。
その1秒後、黒人のゴツいセキュリティ氏が巡回で入ってきた。
めちゃめちゃ動揺しつつも、とっさに「Hi.」とこちらから声をかけ、向こうも紳士的に「Good morning.」と返す。
向こうもこっちをただのテンション高い酔っ払いだと思ったのだろうか、特にそれ以上のことは無かったが、いや~、かなり焦った。
でも、冷静に考えたら、「このトイレの壁が面白くて写真撮ってたんだ」って言えば済む話かも。
ホテル側もある意味それを狙ってるんだろうし、セキュリティ氏だってそれくらい分かってるはずだ。
 
まあとにかく話しのタネが出来たところで、予定より早くミッションコンプリートしたので、やはりビデオポーカー。
で、またしても少しだけ勝つ。ビデオポーカー、負けないなあ。浮いた瞬間に止めてるからな。勝ち額は少ないけど。
スロットだと、けっこう追ってしまう。ルーレットは、そもそも浮く瞬間がない(涙)
 
ヒルトンを出て、ネリスへ!・・・の前に、朝食。
朝食は朝マックヒルトンから割と近いところにあったので、そこでソーセージエッグマフィンセットをテイクアウト、店内だとだらだらしてしまうので、車の中で食す。
ていうか、朝マック食って飛行機見に行くなんて、日本と同じことしてるな(笑)
ちなみにテイクアウトの場合は注文時に「to go」と言うが、実は「take out」でも通じる(場合もある)という噂もある。
 
食後はようやくネリスへ向けて出発。時刻は7時。日本の航空祭だったら駐車済じゃないとまずい時間だが。
フリーウェイにはフォーコーナーから近いところから乗った。
気をつけつつも、無事に合流。
右端にずっといると、EXITで強制的に降ろされてしまうので、左にシフトしていく。
ダウンタウンの辺りを抜け、道が広くなって交通量も少なくなった。
 
イメージ 2
ここでオートクルーズに入れる。
不思議なもので、自分でアクセルを踏んでいる時は特に何も感じないけど、オートクルーズだと背中を押されるような感覚になる。
何気にこの手の機能は初体験なので無理もないが、それにしても非常に楽だ。
アメリカのドライブにはオートクルーズが付き物だな。
 
アメリカのフリーウェイは出入り口がナンバリングされている。
38番から乗ったが、目指す出口は54番。カウントアップされていくので、非常にわかりやすい。
結構短い間隔で設定されてるから、38から54といっても、20分ほどで着く。
 
「Motor speed way」と併記してある54番で降りると、「Special event」と書かれた看板があり、その矢印に沿って直進。
もちろんそのイベントとは、ネリスエアショーのことである。
これが航空祭の周辺道路か!?ってくらいがらがらの道。車が走ってない。
本当にこれで大丈夫か?とも思うが、程なく、軍の迷彩服を着た人を発見。
だが反対車線ということもあり、ちょっと気づくのに遅れ、そのまま素通りしてしまった。
その先にも入り口があるだろうと思って走るが、やっぱりさっきのところが正解っぽいのでUターンした。
で、例の軍人さんに「エアショー駐車場はここ?」と聞くと、丁寧にそのとおりですと言ってくれ、向こうの人の誘導に従ってくださいと言われた。
ここはモータースピードウェイ、要するにカーレース場の駐車場だが、今日はエアショーのためだけの臨時駐車場。逆に基地には車では入れない。
誘導に従い車を停めたが、やはり航空祭とは思えないほどの空きっぷり。敷地が巨大ということもあるけど。
世界的にも有名な、あのサンダーバーズの本拠地でさえこれか!やはり日本の航空祭の混雑は異常なのかな。
 
ここからはバスで基地に行くのだが、その前にセキュリティチェックがある。ゲートをくぐり、荷物を空けて検査される。
荷物はOKだったが、人間が引っかかってしまった。
何だ?ベルト?と思ったが、軍人さんのハンディスキャナ(と呼ぶのか?)が反応したのは、上着の右ポケット。
その中には、タバコが入っていた。ライターは引っかかるだろうからとバッグに入れていたが、あの探知機はタバコにも反応するのか!
もしかしたらタバコの箱にくっついてる銀紙だったのか?それにしても空港では引っかかったことないけど。
 
イメージ 3
何はともあれ、セキュリティを通過。今度はバスの列に並ぶ。
結構並んでいるが、バスもたくさん来るだろうと楽観視。
だが・・・ぜんぜん来ない!
最初のほうは何台か連続で来ていたが、めっきり来なくなった。
1時間くらい経った頃から、周りが「まだなの?」とか言い始めた。
う~ん、事前に確認したスケジュールでは、8時前からバスが動くって書いてあったけど。

確かに動いてはいたが、この来なさ加減は何だ?9時半頃、ようやく自分が乗れる番になった。
実は列は複数あり、バスが来ても自分のところじゃないと「何だよ」ってなる。
日本人はそういうところが「狭い」とか言われるが、周囲のアメリカ人の会話を聞いた感じでは、まったく同じだったぞ。
さすがにありゃ堪えるわ、だって基地はすぐそこなのが分かってるのに、ぜんぜんバスが来ないんだから。
 
ちなみにこのバスは全員が着席するタイプ(観光バス)なので、立ち乗りで詰め込むようなことはしない。
たった10分なんだけど・・・日本の路線バスみたいなのがないんでしょうね。
 
基地周辺は交通規制が徹底的にされているので、バスが渋滞に嵌って動かないなどという、百里の悲劇のようなことは起こらない。
10分後、ネリス空軍基地のエプロンに直接バスは乗りつけた。
イメージ 4
 
ついに来た、いま私は、ネリスにいる。