夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

Yahoo!ブログから移って来ました。

ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 応募作品その15

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このシリーズは掲載作品で締めくくるかと思いきや、実はもう一つ残っていて、同日に撮影した「もう片方のA340」。

A340もかつてはエールフランス、ルフトハンザ、ヴァージン、エジプトエア、エアタヒチヌイ、キャセイやフィンエア、まだまだ他にも多数、だった。
それが昨年までにスイスエアとスカンジナビアになり、今年でもう終了だな。
乗ったことはないけど、ずっと追っていて思い入れのある機材なのであった。

さてこの撮影日、結果としてはある意味人生最高の作品を生み出した日なわけだが、実は自身のコンディションはかなり悪かった。
1年以上経っても覚えているのだが、3月上旬の結構風が強い日で、撮影に行くまで自分が花粉症であることを失念していた。。
普段は薬で抑えているが、そんなんだから何も持たずに出かけて、欧州行きのピークを迎える昼前にはもう、ズビズビのグダグダ、目はかゆくてくしゃみは止まらなくて…さっさと切り上げて薬局行きたい!という思いであった。

掲載されたSASを撮ったのが12時半過ぎ、そのあと2機ほど撮って午前の部を終了し、成田市内のドラッグストアへ駆け込んだのであった。
午後は幾分マシになったけど、成田の花粉をなめたらいけませんよという撮影裏話。。

そんなところで、ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 応募作品シリーズは終了となります。

ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 応募作品その14

90年代後半~2000年代初頭、多くの飛行機ファンが「自分のサイト」を運営していた。(今ではブログやインスタが主流だけど、当時はHTMLで組まれた「ホームページ」だった)
当時フォトコン上位の常連だった某大御所のサイトに、何故だか心を撃ち抜かれたような写真があった。
成田の16離陸を、逆側の畑ポイントで、超望遠を使って後追いで撮った747。とにかくカッコよくて、しかも使用滑走路番号側のエンドで撮るのがセオリーだったから、逆側から追うなんて発想がなかった。

高校生だった私は、どこでどうやって撮れるのか分からなくて、しかし物怖じしない勢いがあったから、メールで直接聞いてみた。
某大御所からは親切に返信をいただき、上述のような撮影状況だったと教えてくれた。
 
以来、徐々に撮影機材をグレードアップしていく中で、持ってる機材で最大限表現できる離陸写真を追い求めた。
それはあのレベルに近づきたい、越えられなくても認められるようなものを、というモチベーションからだ。

そして追い始めて20年近く経った時、ようやく一つの結果を出すことができた。

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晴天順光、基本を大切に、これをいつも狙っていた。
レアな4発機で、ギヤ格納のタイミング良好等、全ての条件が整い、完成したのだ。

しかしこれで止めることはないだろう、また懲りずに狙うつもり。
まだ某大御所に並んだとは思っていない。

ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 優秀賞 受賞作品

ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 応募作品その13

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このポイントでは構造状況から、通常、着陸機に対し真正面から迎え撃つことはできないのだが、偶然横風を受けて機首が完全にこっちを向いた姿勢で進入してきた。

撮影時はそこまで考えてる余裕がないけれど、結果的にノートリミングで左右対称の構図を成し得た。
真横はビミョーなA350だが、これならいいじゃん!と、自信をもって送り出した。

正直、入選するとしたらこの写真だ!と思うくらい個人的に一押しのカットであり、発売日当日に誌面を見ると確かに自分の名前はあったのだが、この写真ではなかった。。

ミリタリー部門は一人複数点の入賞が見られたが、エアライナー部門はどうやら一人1点ぽい感じだった。では今回、その掲載されたほうの写真を応募しなかったら、こちらは載ったのだろうか?もう2度と確かめることはできないのだが・・この写真はどのような評価をされるのか気にはなる。


ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 応募作品その12

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夏至が近くなると、夕方の空の色がとんでもない事になる、場合が多くなる。
これは太陽が沈む方向とは少し異なる空なのだが、それでもかなり染まった。
それを現像で、強めに表現した。
晴天順光のカットならソフトに仕上げる事も多いのだけど、色が付く場合はかなりやる。正解だったかどうかは知らんけどね。

ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 応募作品その11

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仰ぐ写真をもう一つ。
2階席がないという、4発機として異端な(4発機自体がもはや異端か)A340だが、これだとこの機体をあまり上手く表現できていなかったな。
もちろん勝算はなかった!所詮カマセ写真ですから。。威張って言う事じゃないけれど。

ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 応募作品その10

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これを撮りたかった、世に出したかった、というわけでもない写真。
この場所で撮ってる人は多くはないけどそれなりにはいる。みんな、どんなふうに撮ってるんだ?

まず広角系の使い方が全然初級レベルなもので、一応こんなの撮れましたよってことで応募した気がするが、それじゃあちょっとね・・・。

ヒコーキ写真テクニック 2019 Summer 応募作品その9

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少し間が空きましたが、再開しましょうかね。

何が劇的というのでもないが、ただこの構図で応募してみたかっただけ。
以前も書いたが、777を正面から撮ると迫力が増すというのに憧れた時期があり、その頃は500mmなんて雲の上の空の上の存在だったのでモノにできなかった。
今は普通に撮ってるし、むしろ撮影機材の制約面だけで言えば撮りたくても撮れない写真など、ほぼ無いくらいになった。
そういう贅沢な今にあって、昔のあの気持ち、原動力を忘れないように・・という、思いがあったのだと思う。