こんなの撮った。
757って時点で「おっ?」となるのだが、アイスランド航空、、だそうだ。
成田も少し来ないでいるとすぐよくわからん航空会社が就航するから、「今はそんなのも来てるのか」と思いきや、年1くらいで来る、まあまあの常連珍機(?)だそうだ。
レーダーの履歴で見ると、ベースはアイスランドの首都のレイキャビクのようだが、けっこう色んな都市を転々としている。
ヨーロッパのみならず、インド行ったりケープタウン行ったり、イースター島からタヒチまで飛んでそこからフィジーまで行き更にシドニー行ったり。
今回はレイキャビク→ポートランド→アンカレッジ→成田と飛んできて、この便はセブまで飛んでさらにマレーシアへと向かったようで。
これだけ各地に顔を出す機体も、世界中を探してもなかなか無いのではないか?
まあ私は飛行機写真を撮影することが本業なのであって、エアライン事情にはだいぶ疎いのでこれ以上はよく知らないのだが、世の中の飛行機ファンはよく色々知ってるな、と本当に感心する。
早朝の出来事
このところ天気の悪い日が続いている。
初夏みたいな気温から冬の気温に急降下したりというのは割とこの時期あるけど、雨が続くのは珍しい気がする。
さてそのミニ梅雨みたいなのが始まった日、成田(という名の茨城の某所)に撮影に出かけていた。
早朝はほぼ雲に覆われていたが東側は晴れていて、昇ってきた太陽が機体を照らす瞬間があり、まだ光量が足りなくてシャッタースピードは1/500と遅いながらもなんとか撮れた。
フルサイズ換算で1344mm、でも面倒くさくて三脚不使用。やはり重すぎないレンズは正義だ。
面倒といえば、この日はここへのアクセスに圏央道を使った。
東京の西寄りに住んでいるので圏央道で行けば、このポイント至近のICまで一本道で楽だなと考えたから。しかし、まず圏央道に乗るまでがそこまで近くないのと、距離が長くて制限速度も高くないからダラダラとかったるい。
だったらいつもの都心経由→東関道の方が早いし高速代も少し安いし燃費も大して変わらないということで、もう成田には圏央道では行かない。東関道なんて一部区間、120km/hまで出していいことになってるので、朝っぱらから疲れないためにも最短ルートで行くことにしよう。
南風ならこっち
暖かい=南風が吹く確率が高まる日が続いているが、それだと羽田ではひねりが狙えないので、今やアウェイとなってしまった成田、それも利根川挟んで茨城県内で撮影。
昔は毎週のように行ってたので成田はホームだったんだが、今や羽田の方が面白いもんね。
でも着陸は着陸で、ひねり狙いの難しさというかタイミングの合わなさがあって、それでもたま~に絶妙なバンクで撮れるので、こっちも捨てがたい。
あとアクセスの話だが、心理的に湾岸線の浦安超えてからが何となく長い気がしていて、京葉道路経由にしてみたところ、あっという間に東関道に入った。夜明け前は京葉道路でいいかもな。
ちなみにこの日あぜ道で挨拶した散歩のおっちゃん、、Googleのストリートビューに写ってた。。同じ道だし特徴ある感じだったので一発でわかる。
近々機会がありそうなので、また行こう。
レンズを使う言い訳
600mmならさぞかし大きく撮れるんだろう。
というのは合ってるけど実はあまり意味ない。
いや、意味なくはないんだけどそういう話ではなくて…。
とよくわからんこと書いてないで、実際の写真を見た方が早い。
羽田では豪快なひねりでおなじみ、JALの737を題材に。
撮影日は違うが似たような気象条件、奇遇にも同じJA345Jだ。
これがロクヨン×1.4。
こっちがゴーヨン×1.4。
被写体のサイズに大した違いがない。
そりゃここでの撮影はトリミング前提で、同じような絵になるようにやってるからな。
だから冒頭の、大きく撮れるかどうかが意味ないっていうのはそういうことで、でも撮ってる時により大きく撮れていればトリミングの適用量も少なく済むから、結果的に画質が良くなる傾向にある、という話。
しかもブログ用にはだいぶ小さくリサイズしているので、ゴーヨンでも十分事足りるし、なんなら100-500mmで撮ってもそこそこ見れるくらいには写る。
じゃあ何で割と無理してまでロクヨンにしたのか。
それは、ロクヨンで撮ってみたかったから。それ以上でも以下でもない。
まあ実際は理由がいくつかあるがそれはまた別で書くとして、ゴーヨンで十分な写真が撮れるなら、ロクヨンだったらどうなるのか。RFには800mmとか1200mmとかのレンズもあるけどあまり現実的でない、だったら事実上の最高峰であるロクヨンでどこまで極められるか。
ほんのわずかな差にも見えるし気象条件が揃わなければロクヨンで撮ったって、条件のいい日にゴーヨンで撮った写真には敵わない。
だけど、ファインダー越しに見える像は明らかに違った。単焦点600mmで撮るというのはこういうことなんだ。
1回の撮影ではそれが「体験」レベルでしかないけど、これからはこれがスタンダードということになるわけだから、ただ機材の性能に驚いてばかりでなく、しっかりと自分のツールとして使いこなしていかないといけない。