初日の宿泊は、ヘスペリアという町のホリデイイン・エクスプレスにした。
ロサンゼルスからラスベガスまで車で行くようになると、初日の宿に悩む。
・ラスベガスまで直行してしまう
・着いたらすぐロサンゼルスで泊まる
・途中の町で1泊
正直、日本から着いたばかりでラスベガスまでそのまま運転して行くのはきつい。
自分一人だからな。2年前はやったけどきつかったし、何より今回は夕方着なのでラスベガス着が深夜になってしまう。
ロサンゼルスで泊まるのもアリとは思うが、少し距離を稼いでおきたいのもあり、途中で泊まることに。
ではどこが適しているかというと、中間地点のバーストーか、その手前。
これなら初日の運転時間も3時間以内、翌日は普通に起きても昼にはラスベガスに着ける。
結果的に、バーストーの手前のビクタービルがいいと思った。
何も見所のない町だ。それがいい。ガソリンスタンドとモーテルとファミレスとファストフードという、アメリカドライブの休憩所的なものだけ。
でもビクタービルにはホリデイイン・エクスプレスがない。
何故かどうしても、ホリデイイン・エクスプレスに泊まりたかったのだ。
部屋の入口は建物内(これ重要!)で、朝食がちょっと充実していそうだった。
ビクタービルのほんの少し手前、ヘスペリアにそれはあった。
ほぼビクタービルと言ってもいい。
ロサンゼルス都市圏を越え、カホン峠という山越えをしてすぐの場所だ。
東名高速でいうと、東京から足柄を越えて沼津といったところか。
ちなみに予約は日本からしてあった。
飛び込みで宿を探すことはしない。もっと長いドライブ旅行ならそれもあるのだろうけど。
朝、散歩中にホテル外観を撮影。綺麗なホテル。ソテツの木が、砂漠の雰囲気を高める。
部屋の入り口側から。キングサイズベッドと、デスクと椅子。
この無駄に広いのがアメリカのホテルだ。
逆側から。本当にがらんとしているのが分かる。
無料の朝食。 これはアメリカのモーテルの中ではかなり充実しているほう。
卵にベーコン、ソーセージもある。ヨーグルトも冷蔵庫から取り放題(普通は1つでOK)
そして右側のシナモンロールが地味にうれしい。かなり甘い。これをブラックのコーヒーと味わうのがオツ。
ちなみにアメリカのコーヒーは、薄い!
アメリカのモーテルというと、けっこうヤバそうなイメージを持ってる人も多いと思うけど、本当にピンキリ。
そもそもモーテルって、車で移動してて途中で泊まるためのホテル。
ホリデイイン・エクスプレスはモーテルの中ではかなり高級な部類に入る。
そこまでべらぼうに高いわけじゃないけど、何一つ不満もなく快適だった。
上述したけど、部屋の入り口が建物の中(宿泊者しか入れない)というのはひとつの安全基準と思う。
何故ならそうでない場合、誰でも部屋の真ん前まで来れるわけで、ちょっと危ない。
アメリカの夜はどこもそれなりに変なのは居るからね。