基本的に空港の良し悪しというのは、撮影の観点で決めることになる。
乗客として行くのより、撮りに行く事の方が多いからだ。
さて羽田は第1と第2、どっちが良いかという議論が自分の中で熱いのだが、2つの同じような写真で対決してみたい。
・・国際線はあまり撮りに行かないから除外。。
題材はANAのA321neo。
真横で流すと、とてもバランスの良い写り方をするので好き。
第1の展望デッキから。エアボーンの瞬間がちょうど真横に来た。
便によるけど、A321はこのタイミングで撮れることが多い気がする。
高さ、距離ともに文句なし。最上階のガリバーデッキに上がれば駐機する機体も邪魔にならない。背景には国際線地区がありごちゃごちゃするが、流してしまうとあまり気にならない。
第2の展望デッキから。追い構図になった。
リフトアップは真横で切り取れるはずなのだが、実は第2の場合、ターミナルと滑走路の間にオープンスポットがあり、照明塔が邪魔で真横ポイントで抜きづらい。
あと、インターセクションになることも多くエアボーンが遅くなりがち。
というわけで、「A321の離陸を真横から流す」という観点においては、第1に軍配が上がった。
しかし第1から離陸が撮れるのは南風時のみ。羽田は年間で見るとどちらかと言えば北風運用に当たる事が多いので、チャンスの回数で見ると第2という事になる。
だから、第2で撮ることも頭でちゃんとイメージしておく必要がある。