夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

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20年目の777

イメージ 1
 
伊丹空港はどの撮影ポイントも、機体と近くて撮影環境としては最高のものである。
日本のみならず、世界でもこれだけ「撮れる」空港はほぼないだろう。
ただしスポッティング的にはあまりよくない。乗り入れ航空会社はANAJALで、国際線乗り入れる空港に比べたらだいぶ単調だ。
 
それでも東京便は777を中心に、大型機が入る。
30分に1本は大型機なわけだから、そんじょそこらの地方空港とはわけが違うのだ。
 
基本的に、これだけ近い空港で大型機の撮影であっても、500mmを使う。
迷いなく、これでもかというくらいに迫力の写真を撮りたい。
 
ランウェイサイドとして申し分のない撮影ポイントである、伊丹スカイパークで離陸シーンを撮っていた。
すると、ANAの東京行きが離陸。
おお~、JA8197じゃないか。ANAの777初号機ね。
納入は1995年、ちょうど20年前だ。
777もそんな古い機体になったんだな。
 
このJA8197、まだライン投入前の時に、羽田空港で遠くのスポットに止まっていたのを覚えている。
第1ターミナルの展望デッキで撮ってたら、北側のオープンスポットに居たのだ。
それが自身初の777目撃。
あれから20年、何度777に乗ったことか。
国内の幹線や、アメリカ路線ではほぼ777。こないだの伊丹だって帰りに乗った。
747をいつの間にか駆逐してしまった、絵的にはあまり特徴のない機体だけど、そこは767とは違う重厚さがあり、これを表現することが伊丹での撮影の醍醐味となっている。