いくら機体に寄れる伊丹とはいえ、737をこれくらいにアップで撮るには、相当の望遠が必要になる。
これは2000万画素APS-CであるEOS7D Mk2+400mmで撮ったものを現像ソフトで約2倍にトリミングしたもので、フルサイズ換算で言えば400*2*1.6=1200mmくらいの焦点距離になる。
ブログ用には1200*800ピクセルに書き出しているのでそもそも余裕で見られるが、最大サイズで書き出しても約700万画素くらいは確保でき、それはA3サイズ、つまり雑誌の見開きに耐えうるくらいの品質がある。
何が言いたいかというと、無理してテレコン使って画質を落とすより、このクラスの撮影機材なら普通にレンズ単体で撮って後からトリミングしても、十分満足のいくものが実現できるという事で、「ああもっと長いレンズだったらな」とか「もっと寄れれば」みたいにタラレバがなくなり、撮影そのものの楽しさはもとより、事後の画像処理も断然楽しくなってつい夜更かししてしまうってことだ。