おそらく今シーズン最後の、孤島での撮影。
ATISによると視程、50km！雲ほぼ無し。
最高じゃないかといったところだが、風が強すぎた。
北寄りの風20ノット、マキシマム30！秒速10ウンｍだ。（何十年も航空無線で慣れてるので、あまり秒速ｍだとピンとこないが、ノットだとどれくらいかわかる）
撮り始め1機目で、シャッター切れないくらいレンズが煽られて。その後何機か狙うも、全然安定しない。
イライラしすぎて思わず「あ”～」でも「う”～」でも「○ソったれ」でも「Fu○k」でもない、怒りの言葉を叫ぶ。
周りに誰もいないだだっ広い状況だからそうできるわけだが、朝っぱらから東京湾の埋め立て地で、デカいレンズ構えてキレて叫んでるなんて、ただの「やべえヤツ」だよな。街中ならみんな避けていくか通報されて「保護」されるだろう・・・。
向かい風が強いということはエアボーンも早まり、その分旋回も早い。なのでひねりもいつもみたいな背中ガバ系はあまり撮れない。
そして上述の不安定さ。風が強いと何一ついいことない。
もちろん天気予報は見てたしそれで決行したんだからそれ以上言えないんだけど、心情としてはそうもいかない。
この写真見ただけなら「結構いいじゃん」と思うかもしれないが、A350は羽田でのひねり狙いにおいてはほとんどハズレないんです。低く上がるしバンクも深く見える。
でもこれが今回のベストショットというか数少ないまともなカットということになり、他はもう回りが早くて全然ダメ。
それでも少しは撮れたからいいかとは思う。たまにうまくいくから面白いんじゃん、と自分を慰めつつ。。（本音は上記の通りキレてる）
