超望遠で狙わざるを得ないこの手の撮影で、一番の大敵となるのは陽炎だ。
拡大すると、随所にその影響が見られる。ピントはそれほど合ってなくもない風に見えるけど、精一杯画像処理してるから。だが線の輪郭がギザギザとなっていてごまかしようがない。
だがどんなカットでもそういった影響が出てしまうのかといえばそうでもない。
実は↑の陽炎は、地表の建造物から出た排気由来のものだったりするので、そのポイントを外すと・・・
見た目には陽炎的な影響は感じない。たったコンマ何秒でここまで変わる。
これ以上内側にひねると突っ込み系のひねりとなり、個人的にはあんまり好きではないので、これくらいが限界。
ひねりの角度でいえば、上の写真の方がいいんだけど・・こだわればこだわるほど、そううまくいくもんではないね、写真は。