夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

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ジェネレーション・ギャップ

イメージ 1

この旅で一番撮りたかったシーンの一つがこれ。

姫路で退避する0系を、500系がパスする。
方や新幹線のパイオニアであり、方やスピードの王者である。
見た目はこんなに違うのに、両方とも同じ新幹線。
素晴らしいことではないか。

毎時間、新大阪発の下りこだまは姫路でのぞみの退避を行うが、
ちょうど数少ない0系が充当される657Aが、これまた数少ない500系の17Aを姫路で退避する形になる。

姫路では毎日のように見られる光景だ。
これが日常なんだ。
僕は住んでる場所が遠いから、高いお金を払って出かけなければ、見に行くことはできない。
でもいつの日か、どれだけお金を払ってもこんなシーンを見ることはできなくなる。絶対に。
こういう、もしかしたら2度と見ることはできないかもしれないシーンを捉える度に、写真の醍醐味を感じる。
写真の原点とは「記録」である。
それを「魅せるもの」に仕上げるのは、生半可なことではない。