で今日は帰路について書いてみる。
F-15の機動飛行はヘイジー＆規模縮小？ながらも行われ、午後は天候の回復もあり、ファントムのAGGと戦術偵察も予定通り実施。
もちろん、ブルーも飛んだ。
撮影結果は、相変わらずダメダメだったけど。
さてブルーも終わったし、帰りも混みそうだから帰投は見ずにバスに並ぶか。
おっと、その前にトイレに行きましょう。
また何時間もかかったら大変だからね。
そしてそれは賢明な判断となる・・・。
バスに乗車したのが15時10分くらい。
乗車待ちの列は大した事なかった。
というのも、バスの本数自体はかなり多く、あれよあれよという間に乗れたからだ。
しかもあまり混んでない。ほとんどの人が座れたのだ。
いざ、パークアンドライドに向けて出発！
基地内をバスは走る。
そしてすぐ止まる。
前方を見ると、・・・あれ？
鬼のようなバスの車列。
まるで新宿の都庁周辺で時間調整をするスキーバスみたいだ。いや、それ以上だ。
動かない。10分経っても動かない。
1mも動かない。バスは、屋根と窓と車輪のついているベンチと化した。
朝も早かったし、これから運転して帰らないといけないから、寝ておくか。
20分ほど寝た。首が疲れて起きたのだ。
外の景色は変わっていなかった。
同行者(会社の先輩)が無線を聞いていたので、俺も受信機を取り出す。
外来機が帰っていく。しかもここは滑走路脇の道路なので、機体は目の前。
さすがにカメラを取り出すまではしなかったが。
ブルーも帰っていく。いつものように、スモークを吐きながら。
時計を見る。乗車から1時間以上経っている。
その間、動いた距離はバス1台分ほどでしかない。
外来機の帰投も終わり、太陽の光はオレンジ色を増し始めた。
また時計を見る。17時。
移動距離は、さっき時計を見た時点からさらにバス1台分。
つまり、2時間で30mくらい。
平均時速、15m/h。
牛歩なんてものではない。蟻だ。いや、蟻よりも遅い。
すると、バスが動き出した。
ストップアンドゴーを繰り返してはいるが、先の2時間に比べたら大きな進歩。
ノロノロではあるが、何とか基地の門を出た。
それからというもの、特に基地外の道路では混雑もせず、バスはバスらしく走っている。
揺れが何とも眠りを誘い、いつの間にかまた寝ていた。
目覚めると、広い敷地に車がたくさん止まっている。
その中に、わが愛車の姿もある。
3時間はかからないものの、2時間半以上はかかっている。
往きよりマシか・・・って、そういう問題でもないけど。
辺りはもう暗い。
愛車のエンジンをかけ、同行者と疲れたねえと話しながら、今度は駐車場を出る車列に加わる。
これは、さっきのバスの渋滞に比べたら屁みたいなもので、そんなに苦労することなく出れた。
問題は、ここから高速のICまでだ。
ずっとつながってるんだろうな・・・と思ったら、国道を越えたら単なる田舎道だった。
超順調に高速に乗ることができ、一路東京へ。
途中、土浦－柏間で20kmほどの渋滞があったが、何てことはない。
なにしろ、2～3速で走れるほどなんだから。
途中で食事をしたりしたけど、結局家に着いたのは22時過ぎ。
百里基地を出発してから約7時間経っていた。
2004年のサンダーバーズ百里来訪。
2006年のA380成田初飛来。
岐阜基地祭でのレンタサイクル大作戦。
毎年の入間航空祭。
灼熱＆豪雨の下地島。
スズメバチがレンタカーに入り込んだ秋の熊本w
「写真、撮らせません」とでも言いたげな羽田のフェンスw
その他多数・・・。
百戦錬磨(さりげなく愚痴が混じってるがw)の俺を以ってして、今回はかなりキツい部類だ。
ホントつくづく、航空祭は体力勝負だよなと思う。
強くなければ生き残れない。戦わなければ勝利はない。
それでいいか悪いかは別にしてね。
さて、来月の浜松サンダーバーズはどうなることやら。
