夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

Yahoo!ブログから移って来ました。

好きな写真だけ撮りたい

イメージ 1

こういうカットを好むようになったのは、もう10年以上前の高校生の頃。

何度か書いてるかもしれないが、きっかけは福岡空港のランウェイエンド。
それまでは、飛行機写真といえば展望デッキから真横カットを撮るものだとばかり思っていた。

ところがランウェイエンドに初めて行ってみれば、もう見たことのない迫力。
福岡のランウェイエンドだったら、当時使っていた300mmズームでもそこそこ大きく撮れたから、それはそれは大収穫。

今でこそ、その迫力もある意味慣れっこになってしまったが、とにかく大興奮でシャッターを切っていた。
と同時に、機体をアップで撮ることの楽しさを知った。

以来、真横から全体を押さえる、いわゆるスポッター写真は撮ろうと思わなくなった。
真横のカットもまったく撮っていないわけでもないが、それとて、写真表現の手法として、結果的に真横になっているという言い方が正しい。

まあ最近は、何をもってスポッター写真だの、情景写真だのと分類するのかもよく分からなくなってきた。
本人の狙いがどこにあるかは本人が最低限押さえていればいい話だし、他者がどう捉えようと、写真撮影活動にはさほど影響もないわけだ。
その辺が、アマチュアカメラマンの強みみたいなもので。

逆に言えばプロとアマの決定的な違いはそこにあるんじゃないかと思っている。
技術とか機材とかではないような。

外周のポイントで撮っていると、レンズが大袈裟なせいか、たま~に「プロの方ですか?」って聞かれたりするけど、その度に思う。
「ああ、プロじゃなくてよかった」って。
たぶんね、いろんな意味で、自分みたいな撮影スタンスじゃやってけないと思うんです。
やってけないという事は、生活ができないということになる。

というわけで、懲りずにどアップ写真をまた撮りに行こう。