夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

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2010/11/12(金) ラスベガス国際空港で撮影

起床は5時半。時差ぼけではないと思う。目覚ましでようやく起きたくらいだから。
窓の外は、まだ暗い。少しだけ、遠くの山が確認できるほどの明るさだ。
昨日は夜景の向こうが真っ暗だったが、その先は山なのね。何せラスベガスは四方を山に囲まれているのだ。
 
今回の旅のメインであるエアショーは、翌日。つまり、この日は完全フリーの日である。
何をしようか・・・と考えるまでもなく、空港で旅客機撮影を敢行する。
 
まずは腹ごしらえ。1日元気に撮影するには、朝食は不可欠である。
とは言っても、この時間はバフェイは開いていない。なので、24時間営業のカフェで朝食を摂る。
フードコートで朝マックでもいいが、エアショーの時はどうせそうなるのだから、今日くらいは立派な朝食にしたい。
 
1階に下りていくと、カジノは相変わらず。カジノも24時間営業。カジノフロアにカフェが併設されている。ラクソーのカフェは、「ピラミッド・カフェ」という店名である。
着席するとドリンクのオーダーを取りに来たので、コーヒーを注文。
日本のファミレスは小さめのコーヒーカップで来るところだが、こっちのコーヒーはでかいマグカップでよこす。
メニューは、「All American breakfast」にした。
厚切りトーストにソーセージ、卵料理、イモ料理のセット。卵はサニーサイドアップ、イモはハッシュブラウンにしてもらう。
ソーセージも、スパイシーなやつで美味い。
 
朝から満腹となり、店を出ると・・・ビデオポーカーをやってしまう。カジノはタバコを吸えるので、一服がてらという感じだ。
この時は飲まれかけた矢先、"4 of a kind"(4カード)を出し、 10ドル勝った。幸先のいいスタートだな。
 
いったん部屋に戻り、撮影機材を持って駐車場へ。外は肌寒い。でも、イヤな寒さではなく、爽やかな冷え方。
日本よりも空気が乾燥しているからかな。
 
ホテルを出発し、空港方面へ。車も少なくて、運転しやすい。
この時、車線を右寄りに運転していることに気づく。やはり普段は右ハンドルに慣れているから、自分の目線を右に持っていこうとするのだ。こればかりは仕方がない。
 
イメージ 1
ストリップを南下して空港敷地の角に、イースト・サンセット・ロードとの交差点がある。これを左折。
そのイースト・サンセット・ロードを2マイルほど直進すると、左側に駐車場がある。
この駐車場、何と「飛行機ウォッチングをするための駐車場」なのだ。
 
さすがアメリカ!と言いたいが、このような場所は全米でも例を見ないとのこと。
まあ日本の空港は、周辺に公園があることも多いから、撮影環境はいいといえばいい。
アメリカの空港周辺の警備事情は、ある意味日本より厳しいはず。東海岸なんて、空港フェンスに近寄るだけでも退去命令を受けるところもあるらしい。
 
イメージ 2
その点、ラスベガスはゆるい。
それどころか、←のようなことさえやってくれる。
「ラジオをFMの101.1に合わせると、航空無線が聞けるぜ!」だと。
カーラジオでチューニングしたら、確かにタワーの交信が聞こえてきた。
いいねえ、ちょうどエアバンドの電池切れてたんだ(笑) しかも充電器もってきてない(爆)
なので、カーラジオでタワーを聞いてウォッチングするのが、ラスベガス流だ。
 
ただし、フェンスは高い。3、4段の脚立が必要。フェンス越しに絞り開放で撮る手もないことはないが・・・。
私は違う手段にした。脚立なんて持ってない。そう、車の屋根に上るのだ。
自分の車だったら絶対にやらないけど、レンタカーだから(爆) もちろん傷がつかないように靴底の砂利なんかは落とし、足場もピラーの真上あたりにする。真ん中踏むと、ベコッってなるから注意。クロックスなんかだといいかもしれない。
 
それにしてもラスベガス空港、すさまじいトラフィックの量だ。撮影のメイン対象は目の前のR/W25Lへの着陸機だが、どんどん降りてくる。羽田のラッシュ時の量が、1日中続いている感じ。
ただし機種は、737クラスがメイン。そして航空会社はサウスウェストが圧倒的に多い。
何枚かピックアップしよう。
 
イメージ 3オーソドックスなカット。
タッチダウンポイントに近いため、この構図が撮りやすい。
バックには光陵とした山。う~ん、ネバダらしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4R/W25Rからの離陸機も、どアップではないけど撮れる。
後ろにはストリップのホテル群が控えているから、こんなカットも余裕で撮影可能。
お世話になってるラクソーをバックに。
ピラミッドと飛行機なんて、エジプトでも撮れないんじゃ(笑)
 
 
 
 
 
 
イメージ 5R/W25R離陸機をさらに追うと、山肌をバックに撮れる。
ずっと向こうには雪をかぶった山が。
ラスベガスと雪とは、なんとも合わない気もするが、構図の組み方次第では面白いカットになるはず。
 
 
 
 
 
 
 
※撮影ガイドは、別記事を立てる予定。
 
1日フリーの日を作ってよかった。ラスベガス国際空港での撮影ができたのだから。
このポイント、もう10年も前に雑誌で読んでたから知っていたが、まさかそこに来ることになるとは。
一人で来て、自分で運転して来たんだ。感慨もひとしお。
 
エアショーはまだ明日のことだが、この時点でかなり満足していた。
ラスベガスって楽しい!あまりこういう楽しみ方をする人はいないと思うが・・・(笑)
 
この日、午前中に2時間半ほど撮影を行い、いったん中断した。