夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

Yahoo!ブログから移って来ました。

新しい味といにしえの味


醤油・味噌・塩、、と色んな味をラインナップしてるラーメン屋は危ない、という話を耳にしたというか書物を見たことがある。
危ないというのはいわゆる危ないのではなくて、多品種だと狙いやコンセプトがブレブレだから美味しくないという意味だ。
確かになるほどと思って、ラーメン屋を選ぶ一つの基準にしてたこともある。

が、どうもそうとも言えない気がしてきた。
ちゃんとベースのスープが確立されていて、それを醤油・味噌・塩のタレで作ってみたらそれぞれ美味かった、だから提供している。というところも多いのではないかと。

さてウン十年通うこのラーメンショップ、昨年の夏ごろから塩を始めたらしいという話を聞いて、ようやく食してきた。
昔は醤油オンリー、それが味噌を始め、つけ麺を始め、ご飯ものを始め、、、そして満を持しての塩だ。

私はいわゆる塩とんこつが好きだ。山岡家では塩が最高だし、家系でも塩やってるところでは塩を頼む。

ではここの塩は・・というと、うん、美味い。ん?でもどうなんだ?醤油を超えているのか?
だんだん食っていたら疑問がわいてきた。
10代のころに初めて味わったときのあの衝撃は、醤油のあの味なのだ。それが身体に染みついてる。だからウン十年もそれを欲し続けている。

というわけで、この店では醤油が優勝だという結論に至った。
だから何だという話だが、次行ったときには迷っても醤油を食うべしという、自分へのメモとしてここに記す。