こういうのはちゃんとページを作ってコンテンツ化するのがいいんでしょうが、面倒。
というか、文章を書けるほど知らないし。
だから、ここでは大雑把にしか書きません。
さて、私が写真について書くときに、「現像」とかいう言葉がよく出てきます。
私は2年前から完全にデジタル化を果たしてるのですが、デジタルなのに「現像」?と思われた人もいるのでは。
確かに現像といえば、暗室でフィルムを扱って・・・ということをさしますが、デジタルにも現像はあるのです。
一般的なデジカメだと、撮ったらそのままJPEGになりますが、私のカメラの設定は「RAW」というモードにしてあります。
JPEGはブラウザ等でも見れる、すなわち写真のプリントみたいなものです。
対するRAWは、RAWをサポートするソフトじゃないと見れない。
というのも、RAWは撮ったままの「情報」だからです。
ちなみにJPEGはご存知、圧縮してますね。
私のカメラは820万画素ですから、RAW1ファイルのサイズは約8Mバイト。
2ギガのコンパクトフラッシュに200枚ちょっとしか入りません。
何でこんなことをするのかというと、RAWで撮っておけば、圧縮されてないデータなので、いかようにもレタッチをすることができ、好みの画に仕上げることができるのです。
最初からJPEGだと、レタッチをすると再圧縮となり、画像が荒れてしまうのです。
で、RAWのままだとホームページなどにアップできないので、レタッチしつつJPEGに変換する必要がありますが、このことを「現像」と呼んでるのです。
ちなみにRAWとは拡張子名ではありません。あくまで「生データ」という意味です。
キヤノンの場合は *.CR2といったりします。ニコンとかは知りません。
デジタルの現像処理は非常に奥深く、私もほんのさわりしか知りません。
だから、具体的なテクニックとかは書けません。
写真は、現像処理中の写真。
あえてハードコピーにしなかったのは、「モニタでやってるんだよ」ということを表したかったためです。
デジタルになって、いろいろと便利になったかもしれないけど、実はRAWの現像が何よりも手間がかかり、この技術が作品の出来を左右するといっても過言ではありません。
もちろん、それは撮影時にしっかりと撮る、ということが前提ですがね。