って、甲子園を想像した方、残念でした。
・・・冗談はさておき(何なのこの出だし)。
PLとは、日本語で言うところの「偏光」です。
PLフィルターという道具をレンズにつけて使います。
細かい原理は･･･省略しますが、とにかくある種の光の反射を抑える効果を持ちます。
乱暴に言うと、結果的に高コントラストな写真を得ることができます。
また、水やガラスの光の反射を抑えてくれるので、透き通った感じに仕上げることもできます。
釣り人も偏光グラスとかつけてるでしょ。
作例を見てください。
上:PLを効かせた状態
下:PLを効かせてない状態
作例は、同じ雲を撮ったものですが、空の色はもとより、雲とのコントラストがぜんぜん違うと思います。
色にも深みが出るというか。
で、このフィルターが最強の効果を発揮するのが、南国下地島。
干潮時ならあの超キレイな海の底まで写り、さらに青空もすごい発色となります。
こいつをフジクロームのベルビアで撮ったら、そりゃもう･･･。
実は私も、約4年前に下地に行ったときに導入したのです。
ですが、天気が悪くて使い物になりませんでしたが(涙)
そう、PLは晴天順光じゃないと意味がありません。
逆光でもだめだし、曇ってても暗くなるだけ。
付けてりゃいいわけじゃないのです。
ほら、化粧だって塗ったくればいいってもんでもないでしょ。
それを踏まえて･･･実践編は、明日の更新で(すでに撮影済み)。
