飛行機写真から鉄道写真へ移ってきた身としては、当初実に不思議だったことがある。
それは、周りの撮影者の三脚使用率。
鉄道写真は置きピンが基本で、水平もしっかり出さないと傾きが目立つから、なようだ。
飛行機(特に戦闘機系)では、三脚はまず使わない。
動きがめちゃくちゃだからね。
最近は便利な雲台とか、撮影スタイルの多様化から、三脚使用も増えてきたけど、実際自分も成田で使ったりするけど、それは旅客機が対象(スピードが遅い)であることと、場所が十分にとれるから。
鉄道でも、沿線の広いポイントだったら三脚を使うのだが、狭かったり、駅だったら手持ち。
特に(普通の)駅の場合、一脚すら使わない。500mmだろうが600mmだろうが。
使用が認められてるとか、られてないとかの問題じゃなくて、普通に考えて邪魔になるでしょ。
人間の心理として、何か設置されてるっていうのが邪魔に感じる所以、だと自分では理解している。
だいたい三脚など使わなくても、フレーミングがずれるのは腕力が足りないからだし、水平が取れないのも集中力が足りないから、なのだから、鍛えるなりなんなりすればよい。
私も2大レンズをダンベル代わりにして、毎晩筋トレやってる。
三脚は便利ツールなのだが、なきゃ不便ってわけでもないと思う。
でも結構いるんだよね、三脚派。
そうじゃなくて、柵とかにレンズのっけて･･･ってのもいる。
明らかに危険。そういうやつのために、普通に撮っている人間が後で迷惑こうむるんだとしたら、ふざけんなって話。
何も三脚使わないから偉い、とかじゃなくて、TPOをわきまえた撮影手法をとっているだけのことである。
TPOという意味では、美々駅のホームは･･･あれは三脚OKでしょ(笑)
1日に利用者一桁、だから･･･。
昼間は普通列車すら通過するから･･･(笑)
