岐阜基地航空祭は、会場となる飛行場エプロンだと終日逆光。
基地を挟んだ反対側にある博物館周辺なら順光、と知ったのは4年前に訪れた岐阜基地祭が終わった後。
で、今回岐阜基地祭に行ける運びとなり、反対側のポイントへのアクセス方法を探る。
基地の反対側とはいえ、広大な飛行場をぐるっと回ることになるので、最寄の駅からは遠い。
ためしにYahoo!の地図で距離を測ると、最寄り駅からでも徒歩50分と出た。
50分･･･歩くの？
しかも往復だから100分、2日間行くから200分！これは辛い(やってる人は多いけど)。
バスは1日数本、ちょうどいい時間のがなさそう。
タクシーは･･･あるけど、片道1500円くらいだろう。2日で6000円はもったいないし、航空祭当日に捕まえられる保証もない。
レンタカーは･･･現地で借りるくらいなら、最初から自分の車で行くに決まってる。
そもそも渋滞状況が未知数だから電車で行くことにしたのだ。
やっぱ歩きかな･･･と思いかけたところに、妙案。
そう、チャリだ。レンタサイクル。ネットで調べると、岐阜駅で借りれるらしい。
もっと近いところでもあったけど、あいにく土日はお休み。
じゃあ岐阜駅で借りて、チャリでそのまま基地を往復すればいいんじゃん。どうせ宿泊も岐阜駅前だし。
肝心の距離は、岐阜駅から撮影ポイントまで15km。
最近はチャリに乗らないので、これが遠いかどうかはよく分からないが、ママチャリの平均時速が15km/hと考えれば、1時間。
電車で近くまで行って、さらに50分歩くなら、1時間チャリをこいだほうがよさそうと判断。
というわけで土曜日の朝10時に岐阜駅着、チャリを借りる。
このレンタサイクル、もともと放置自転車だったものを使ってるらしく、車体ラインナップに差が激しい。ちなみにマウンテンバイクの類は一切無い。
変速機無しの、本当のママチャリが多かったが、3段変速タイプを発見、それを借りる。
このチョイスが功を奏し、割と快適に1時間ほどで撮影ポイントまで行けた。
なお、岐阜駅から基地までの道はアップダウンもほぼ無く、幹線道路に乗ってしまえば一直線。
曲がるポイントさえ間違えなければ、初めてでも簡単にたどり着ける。
かくして2日間合計で60kmのチャリ移動をこなしたわけ。
雨が降ったらだめだけど、レンズケースも背中に斜めにかけるタイプなので、機動性は抜群。
季節的に寒いけど、例年なら航空祭は10月なので、もっと快適だと思う。
で、お値段･･･何と1日100円。つまり2日で200円。
電車だと片道260円だから、超お得。
ただし受付時間が9時～18時だから、当日朝着で借りるとなると、オープニングに間に合わない。
前日入りして2日分借りるのが懸命であろう。
まあ車でも、あれくらいの混雑なら･･･大丈夫かもしれないけど。
とにかく、今回はいいチョイスだった、と思っている。
どうしてそこまで順光を求めるのか。
そんなの、見りゃ分かるでしょ。
ちょっとどぎつすぎ、かな。
