色々あるが、やはりISO3200が使い物になる、というのがでかいな。
40Dでは実用上の限度はISO1600だったけど、7DではISO3200がストレスなく使えることで、シャッタースピードは2倍に。
さすがに1/5秒だと、ローリング開始した直後のスピードが乗り切っていない機体では、追うのが難しい。
それが1/10秒になると、けっこう余裕ができる。
さらに言うと、7DのISO200も何の問題もない結果を出すので、昼間の流し撮り以外ではISO100を使うメリットがあまりなくなった。
実は最近、旅客機撮影でも昼間の標準ISO感度を200にしたくらいだ(もともと戦闘機ではISO200だった)。
これまで旅客機撮影でISO100を標準にしていたのは、フィルムカメラからの感覚を引きずっていたからでもあるが、時代とともにカメラも進化している反面、手ブレ・被写体ブレ等にシビアになってきた。
これからは戦闘機撮影と同様にISO200を軸に、高速シャッターで仕留める。
ただしそれは、自分の中で露出設定基準が変わっただけのことであり、他の撮影手法の部分では何も変わらない。
