空を飛ぶ人工物は、ある程度撮ってきた私。
他には熱気球とか飛行船とか、まあ色々あるけど、ついにこのジャンルにまで手を出し始めた。
ミジンコ･･･？じゃないよ。
なんと国際宇宙ステーション。
もはや空というか、地球を飛び出してしまった。
この国際宇宙ステーション、JAXAという組織のサイトに行けば、どこで何月何日何時何分に見れる、というのが載ってる。
いつでも見れるというわけでもなく、また見れても反射角の関係で、見えづらい日というのがある。
もちろん、観測地点の天候が良好であるのが必須である。
そんな今夜の東京は、快晴。視程も悪くない。
ただし、肝心の宇宙ステーションの見え方は｢△｣マーク。
以前、「◎」の日に、親とベランダで観測したら妙にくっきり見えたものだから、それ以来「今度はいつ見えるの？」ってな具合に、結構ウケてしまった。
で今日の夕食後、何となくその話になり、「じゃあ見てみる」とサイトをチェックしたら、なんと10分後に通過予定であることが判明。
それを伝えると、近所の人に連絡を取り始めてしまった･･･(笑)！
「どうしよう、△マークだからちゃんと見えないかもしれないぞ・・・」と、やけに不安になる。
でも、いちおうゴーヨンにテレコン、ISO3200にセットして、三脚は時間がないから手持ち。
その時を待つ。
近所の奥様もやってきたが、これで見えなくても俺のせいではないが、何かばつが悪い(笑)
で、20:46、西の空に、飛行機とは明らかに違う動く点が！
「見えた！見えた！」と報告しながらシャッターを切る。
夜空の動く点に向かって1120mm相当のレンズを手持ちで流し撮りというのは、どういうことか･･･分かるよね(笑)
でも執念で、何とか点に近い状態で撮影。
実際も、動く星にしか見えない。
で、トリミング･･･というよりは単なる拡大になったが、こんな感じ。
何が何だか･･･(涙)
ちなみにこの時点での飛行地点は、朝鮮半島･ソウル上空のようだ。
次回は、｢◎｣の日に三脚をセットして、それらしい形をゲットできるようにしたい。
それが撮れて初めて、私は「国際宇宙ステーションカメラマン」を名乗ることができる。
うまい人は、本当にその構造物の形まで写しこむからね。
どうですか、これをロマンだとは思いませんか？(笑)
