ずいぶん工業地帯なバックだが、羽田の16R離陸。
あえて色温度を高めにしたが、微妙だな。
あのフェンス越しに、500mmレンズを使うのはかなり制約を受ける。
もうちょっと何とかならないものか、と毎回思うが、羽田自体、もう自分の中では諦めの境地なので、これでやるしかない。
同じようなフェンスという条件では、デッキ前に余計なものがない第2のほうが撮りやすいけど、南風時の離陸はこっち側だから、何とか第1で粘ってみる。
D滑走路の運用が始まれば、さらに羽田の撮影環境は悪化する。
何とか撮れた物が、撮れなくなるのだ。
ああ、いやだいやだ。
思えば、自分が知ってる中で羽田がよかったのは、1995年辺りかな。
まだ第1ターミナルしかなかったけど、フェンスは低いからカメラ振り放題、当時のR/W34からのライトターンもなかなかよかった、らしい。
もちろん、中学生が500mmなんてレンズを使えたわけではないんだけど。
747もたくさんいたし、DC-10だっていた。
777はまだいなかったが、それは別にどうでもいい。
あまり思い出に浸ってばかりでも仕方ないが、羽田はそういう空港なのだ。