福岡行きで乗った便は、23年前に乗っていった時と同じナンバーの、NH243。
そんな前のことをよくも覚えてるもんだと自分でも思うが。
当時の機材は747SRで、搭乗前にボーディングブリッジのところで朝食のパンをもらったのを覚えている。時刻表にはそういうサービスは書いてなかったけど、そんな時代もあったのだな。
もちろん今回はそんなことはなく、そして機材も747なわけもなく、普通の787だった。
いや。
普通ではない787だったと気づいたのは、撮影ポイントに着いて、折り返し便の離陸を撮った時。
まだANAに2機しかいない、GEエンジンじゃん。
乗るときにレジは見るようにしているが、それがGE機とは気づかなかった。
ANAに787は全シリーズ合わせて80機弱いるが、そのうちの2機というレア度、そしてそういえばシートもモニターが大型のがついてて、トップガン・マーベリックやってたな（私も未視聴だが、機内ではエアバンドを優先させたので・・）
あの頃と同じ便で、同じような時刻に福岡に降り立った時、窓から見えた博多の街は、そりゃ色々変わってはいるんだろうけど、まぎれもなく記憶の中にあったそれと同じに映ったのである。
