夢日記 アドバンスドスタイル Ver.2.0

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長玉について

「長玉」という言葉がある。"ナガダマ”と読む。

写真を趣味としてる人なら、瞬時にそのイメージを頭に浮かべる。
具体的な製品名まで思い浮かぶ人もいるだろう。

要するに、大口径超望遠レンズのこと。
よく言われるのは、400mm以上で、焦点距離÷開放F値が100以上、とか。
たとえば500mmF4なら、その条件を満たす。
個人的には、500mm以上なら長玉だと思っている。

なぜなら、400mmくらいまでならそれほど出費しなくても入手できるようになったから。

ここ10年で、超望遠レンズは一般ユーザーにも広く浸透するようになった。
それはレンズメーカーの高倍率ズームによるところも多いが、何より単焦点の超望遠レンズを一大決心して揃えてしまう人が増えたこともある。

そして、お金持ちが新品の市場をかき回してくれるので、中古市場も動く。
その連鎖によって、多くの人が長玉を揃えるようになったのだと思う。

特に野鳥や飛行機やスポーツ写真趣味を持つ人々がそう。

でも、やっぱり漫然と買うようなレンズではないと思う。
こういう写真が撮りたいから、と明確なビジョンの基で使わないと、「こんなはずじゃない」となってしまう。

そりゃ値段もすごいけど、それだけでいい写真が撮れるわけない。

ま、好きにやればいいんだけどねw