この他には、ホノルル行きの最終便か、貨物便くらい。
「ああもうそんな時間、帰らなくちゃ」となる。
普通、日本から欧州への便は、午前中～昼ごろの出発となる。
だがこの「スターウィング」と呼ばれる唯一の欧州直行夜行便は、成田を22時に出てパリに午前4時過ぎに着く。
しかも大抵、通常のシベリアルートよりも遠回り、ベーリング海から北回りで行くのだ。
何故なら、成田を真夜中に出発できないため23時前に離陸する必要があるが、そのまま通常のルートで行くと、パリに着くのがこれまた深夜2時とかになってしまうため。
なので、昼行便よりも2時間増し。
なんだか一般道＆途中休憩で調整する「さわやか信州号」みたいだねw
エンルートの風の関係でパリ到着が早くなりすぎる見込みの場合、この便は23時ギリギリまで待って離陸する。
遅く出れないし、早く着けないし、と結構大変みたい。
ちなみに、ニューカレドニアやタヒチといったフランス海外県からパリへ乗り継ぐ旅客も、この便をよく利用するようだ。
タヒチから成田まで11時間、成田からパリまで14時間･･･。
地球半周(以上？)、フライトタイムだけで1日がかり。さらに成田で乗り継ぐ時間も足すから･･･。
まあ北米経由でも似たようなものだろうけど。
ちなみにこの便ではないが、何気に私、エールフランスに乗った事あるんです。
当時機材は747-400で、食事の前菜がスモークサーモン＆シュリンプだった事くらいしか覚えてないけどw
